換気状況を見える化。プラチナマップ、二酸化炭素濃度から「密」を地図上にリアルタイム表示


ボールドライト株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮本章弘)は提供するデジタルマップ・プラットフォーム「プラチナマップ」に、cynaps(シナプス)株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:岩屋雄介、以下:cynaps社)が提供するCO2等計測IoTシステム「hazaview」を連携し、デジタルマップ上でリアルタイムに室内の換気状態(CO2濃度)を見える化するソリューション「プラチナマップ Air」を自治体・観光関連施設・イベント会場等向けに2020年10月30日(金)より提供開始します。

コロナ禍で奪われた外出の自由を、安心・安全とともに取り戻す

コロナ禍以降、密回避ありきの外出が必要になりました。一方店舗にとっては空いている場合積極的に集客したいものの、リアルタイムの3密の状況をうまく周知できる手段がありません。厚労省によると、クラスター感染が確認された場所で共通するのは①換気の悪い密閉空間、②多くの人の密集、③近距離での会話や発声という3つの条件が同時に重なった場合とされており、感染拡大防止のためには特に目に見えない「密閉」状況の見える化が求められています。密閉状況の把握には室内のCO2濃度計測が利用され始めていますが、ほとんどは計測デバイスで数値を直接確認するか管理者だけが見られるシステムで来訪者自らは密閉状況を把握できないため、密を事前に回避できない状況を解決する必要があります。

あらゆる施設の換気(密閉)状況を、リアルタイムに見える化

Platinumaps Air

来訪者自らが事前に「密閉」回避可能にするため、デジタルマップ上でリアルタイムに室内の換気状態(CO2濃度)を見える化するソリューション「プラチナマップ Air」を提供開始します。「プラチナマップ Air」は自治体・観光事業者等がオリジナルマップを簡単に作成できるデジタルマップ・プラットフォーム「プラチナマップ」上で提供されます。プラチナマップは主に観光向けのエリアガイドマップとして活用されており、今回cynaps社のCO2等計測IoTシステム「hazaview」との連携により、従来の観光情報に加え、計測デバイスを設定した施設の換気状況も見える化します。利用者はマップ上で俯瞰して、行きたいエリアにある施設情報プラス換気状況までを効率的に把握できるため、密を回避した外出が可能になります。プラチナマップはこれまで密集・密接回避のリアルタイム配信ソリューション「プラチナマップ コネクト」を提供しており、「プラチナマップ Air」の提供開始により、3密すべてを回避できるようになりました。

Co2濃度測定IoTデバイス

イベント会場等大規模施設内の換気状況を、フロアマップ上で可視化

プラチナマップは施設案内マップをデジタル化する「グラフィックマップ(フロアマップ)」機能も持っており、この機能と「プラチナマップ Air」を活用することで、従来デジタル化できなかった大規模屋内施設内のゾーンごとの換気状況をデジタルフロアマップ上で可視化します。これにより、特にクラスター感染に危機感を持っている収容人数の多い大規模屋内施設で、イベント等参加者自らが自然と安全なゾーンへ移動するよう誘導可能です。なお、「プラチナマップ Air」はCO2濃度の閾値を設定変更できるため、大小様々な施設規模に対応可能です。 プラチナマップはプラチナマップAir、プラチナマップ・コネクトの提供を通し、今後もウィズコロナにおける安全・安心を確保した外出と、店舗や施設への集客の支援を強化していきます。