ウィズコロナの“観光客分散化”に効果的!周遊促進効果を高める地域活性特化型スタンプラリー「プラチナラリー」提供開始
自治体、観光関連連事業者等に向け、ニューノーマルの安全で魅力ある地域観光を促進するため、老若男女に人気かつ観光客の分散に効果的なスタンプラリーを簡単に作成可能なデジタルスタンプラリーシステム「プラチナラリー」を2020年6月30日(火)より提供開始することをお知らせします。
ウィズコロナの観光対策:デジタル化による非接触と分散促進
ウィズコロナの観光業界では、コロナ対策と消費促進の両立のため、特定スポットへの集中を避ける「観光客分散化」が重要になっています。このような中、企画内容によって人気スポット以外への観光客の誘導や滞在時間がコントロールできるデジタルスタンプラリーは、効果的な「観光客分散化」施策です。
スタンプラリーは現在紙を利用した開催が約77%ありますが、紙のスタンプラリー開催は不特定多数がスタンプを触る必要があるため、ウィズコロナでは安全を保ちづらいという課題があります。デジタルスタンプラリーであれば、参加者のスマートフォンを利用するため、安全が確保でき、またデジタルコンテンツとの融合で幅広い企画内容が実現可能となり、紙のスタンプラリーよりも満足度が高く、周遊による分散促進が期待できます。
次世代型スタンプラリー:エンターテインメント、観光情報、移動の統合表示
プラチナラリーは、当社が提供するオリジナルマップ作成ソリューション「プラチナマップ」上で提供されます。プラチナマップはこれまで、観光情報(目的)と動態情報(手段)の統合を実現し、目的地自体の開発を支援してきました。「プラチナラリー」はこれに移動と滞在期間のコントロールが可能なエンターテインメントであるスタンプラリーを統合することで、観光客の満足度を向上させ、訪問地の評価向上と消費活動を活発化させます。
集中状況と周遊データ可視化による、3密改善
プラチナラリーは年代や性別等の属性、参加者ごとの行動記録、参加者の時間帯別分布等のデータを可視化します。プラチナラリーは従来のスタンプラリーを設定したスポットだけでなく、観光情報の統合表示により、スタンプラリー以外のスポットも含めたデータ分析を可能にするため、たとえば密閉度合いの高い観光施設に観光客が集中している場合、そのスポットから遠いエリアにスタンプラリーを設置するなど、人が分散した安全な観光を推進するためのデータマーケティングPDCAを加速させます。
年代や性別等の属性データ
参加者の時間帯別分布
年代や性別等の属性データ
日本スタンプラリー協会の監修と企画支援
プラチナラリーは、日本全国のスタンプラリー開催を支援する一般社団法人日本スタンプラリー協会の監修を受け、デジタルスタンプラリーに必要な機能をすべて盛り込んでいます。また、スタンプラリーは企画内容によって成否が変わるため、開催ノウハウがない主催者向けに、同協会による企画支援も開始します。プラチナラリーは機能提供だけでなく、実際の開催も支援し、実際に参加者に楽しんで巡ってもらい、地域活性につながるデジタルスタンプラリーを実現します。
日本スタンプラリー協会のコメント
ここ近年はデジタル形式のスタンプラリーが増えてきていますが、専用のアプリをダウンロードしなければならない、ユーザー登録が必須など、利用者によっては参加のハードルが高いものもあります。プラチナラリーはこれらの課題を解決し、スタンプラリーの機能をWebブラウザで提供しており、さらにマップとの連動やスポット周辺の情報の表示など、参加者が楽しめる要素が詰まっています。スタンプラリーの開催者にとっても使い勝手のよい仕組みとなっており、プラチナラリーを使った魅力的なスタンプラリーが広まっていくことを期待しています。
【プラチナラリーの特徴】
- 観光情報掲載:観光、グルメ、アクティビティ等、スタンプラリー開催エリアの観光情報を統合。
- 多言語対応:インバウンド対策のため、機械翻訳。
- データ分析:専用管理画面で、性別、年齢等、属性別の参加総数やスポット別周遊率を表示。
- デザイン制作:専用管理画面で、デザインカスタマイズや、スポット登録がすべて可能。
- 企画支援:日本スタンプラリー協会によるオリジナルスタンプラリー企画と開催ノウハウを支援。
- 動態連携:専用デザバイス搭載で、バス、船、ケーブルカー等のリアルタイムの位置情報を表示。
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